On the sunny side of the street 1930
作詞/ドロスィ・フィールズ Dorothy Fields
作曲/ジミー・マクヒュー Jimmy McHugh
ホント、歌詞をみなさんに朗読して聞かせてあげたいくらい、いい曲であります。
アメリカ人は、家の中でも靴履いてますので、結構家を出たり入ったりがすばやいんでしょうか?
この曲も、冒頭では「コートを掴んで、帽子をかぶって〜!」
で、すぐさま、
悩み事は玄関に置いて、さあ出かけよう!!
こんな風に歌っています。
このセリフこそが、この曲の一番魅力的なところなんじゃないかなあ。
+++++
このトニーベネットさんの歌なんて、最初の、コートを「掴んで」の所が、「GRAB!!!」って叫んでいて、ものすごい面白いです。
では一体、コートを掴んで、帽子をかぶって、そして悩み事を玄関において、どこに向かって出かけるんでしょう?
彼女ができたりなんかしたら、日々の景色が輝いて見えるもんですね。
もちろん彼女の元へにきまっておりまする。
この曲中の男は、砂埃も「金粉」に見えてしまうほどののぼせようです。
ほんでもってたいていは、男がしょげてるのを女の方が明るく「気にしない気にしない〜」なんて、励ましたりします。
男って、女々しいなあ・・・
それに比べて女性っちゅうのは、太陽ですなあ。
Life’s a holiday, just a jolly day, made for laughter and play.
人生なんてお祭りだと思って、楽しく遊んで暮らせばいいのさ!
心配しようが、準備しようが、いいことも悪いことも、容赦無く向こうからやってくる。
シアワセは足元とか、いや、自分自身の中にある。
そんなことを教えてくれる、とっても素敵な曲です。
(ビーツ・アップ 前田 憲でした)