ビーツ・アップのレパートリー

仔象の行進(Baby Elephant Walk)

仔象が歩くリズムって〜!

 

子象の行進」(こぞうのこうしん、Baby Elephant Walk、ベイビー・エレファント・ウォーク/こぞうのこうしん)

本作は、『ハタリ!』の中でエルザ・マルティネッリが水浴びのためにプールに赤ちゃん象を3頭連れて行く即興シーンのために書かれた。

全体的なスタイルはブギウギで、マンシーニが説明するには、

『何度もシーンを見て、思ったんだ。ああ、8拍で歩いている。それで・・・ブギウギが思い浮かんだんだ・・・ シーンの中の小象は8拍で、ブギウギで絶対に歩いていたよ。「子象の行進」を書いたのはその結果だよ。』

 

ちなみに「ハタリ」は、銃を使わずにアフリカの動物を生け捕りにする男達のラブコメディ。

簡単な映画紹介はこちら(結末は伏せてあります)

 

歌詞について

僕らは小さな象〜
子供の象なんだぞう〜

日本語歌詞くわしくはこちら

ていう茶目っ気たっぷりの日本語歌詞も有ります。

元歌詞はこちら こちらはその歌。

ほろ苦い時もあるんです、恋は。〜 Moliendo Cafe(コーヒールンバ)

コーヒルンバ は「ルンバ」っていうけど、原曲はルンバじゃないですね。

Moliendo Cafe(モリエンド・カフェ)っていうのが元タイトルです。

コーヒールンバは、日本でのタイトル。

 

<Wikipediaより引用>

コーヒールンバ」(Coffee rumba)は、アルパ奏者のウーゴ・ブランコHugo Blanco)の演奏で世界的にヒットした曲。

HUGO BLANCO – MOLIENDO CAFE

原曲は、ブランコの叔父であるベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)がコーヒーをモチーフに1958年に作詞・作曲した「Moliendo Café」(モリエンド・カフェ、意味は「コーヒーを挽きながら」)である。

実際には曲のリズムはルンバではなく、オルキデア(Orquidea:ウーゴ・ブランコが生み出したリズム形式)である。

 

歌詞とその内容

Gloria Lasso-. MOLIENDO CAFÉ

グロリア・ラッソさんが歌っている「コーヒールンバ」です。歌詞の方も、

叶わぬ片思いの悲しみにくれ、夜更けにコーヒーを挽いている

という内容。

そういえばジャズでも「ブラック・コーヒー」という曲があって、こちらは

夜になっても家に帰ってこない旦那を待ちながら、悲しみにくれ、仕方なくコーヒーを飲む。

っていう、かなりヘビーな内容。

甘いだけじゃない。

ほろ苦い時もあるのです、恋は。

 

日本のコーヒールンバ

西田佐知子

ザ・ピーナッツ The Peanuts 

このお二方が有名ですねえ。それにしてもピーナッツの音処理、すごい「時代」を感じます。

1960年代は、コーヒーが家庭でも急速に普及した時代だそうです。

そういえば僕のじいちゃんも、時折「レギュラーコーヒー」を入れてるの見たことありますが、ペーパードリップにコーヒーの粉な入れて、そこになんと「ニド(粉ミルクです)」入れてお湯注いでました。

のちになって、じいちゃんが順番めちゃめちゃやったことを発見した時の衝撃といったらもう・・・

 

昔アラブの偉いお坊さん、実在?!

コーヒーの起源、イエメン版

こちらにありますように、日本語の歌詞は、このおはなしを元に創作されたのかもしれませんね〜

 

 

いろんなミュージシャンが演奏しています。

 

こっちのアルバムはカリプソって書いてある。

 

こっちは「サルサ」

恋する2人は、時間さえもあっちいけ!〜Speak Low(スピーク・ロウ)

Speak Low(1943年作品)

composed by Kurt Weill, with lyrics by Ogden Nash

恋する2人の邪魔者は誰?

 

パラダイスキャット小それは「時」だニャ。

恋は淡いなあ。

「時」に見つかったら、邪魔されてしまうんだってー

だから2人で語る時は、「時」に見つからないよう、ちっちゃな声で、こっそりと・・・

 

っていう曲でございます。

時はすぐに過ぎ去ってしまうから早く愛をささやいて、というちょっと切ないラブソング

大阪風にいうと・・・

今、旬やから、時期すぎんうちに早く!!

といったところか・・・

 

Speak low when you speak, love
Our summer day withers away too soon, too soon
Speak low when you speak, love
Our moment is swift, like ships adrift,
we’re swept apart, too soon

Speak low, darling, speak low
Love is a spark, lost in the dark too soon, too soon
I feel wherever I go
That tomorrow is near,
tomorrow is here and always too soon

Time is so old and love so brief
Love is pure gold and time a thief

We’re late, darling, we’re late
The curtain descends, everything ends too soon, too soon I wait, darling, I wait
Will you speak low to me, speak love to me and soon ……

 

 

恋を語るときは小さな声でささやいて
夏の日は瞬く間に色あせる
恋を語るときは声をひそめて
ふたりの大切なひとときは
海に漂う船のように
あっというまに流れていく

ダーリン 小さな声でささやいて
恋は一瞬の火花
すぐに闇のなかへと消えていく
明日は近づいたかと思えば
すぐに通り過ぎてしまう

時はあまりに早く 恋は短い
恋は純金で 時は泥棒のよう

ダーリン もう手遅れかもしれない
もうすぐ幕が降りて すべてが終わる
愛しい人よ 私は待っている
だから愛の言葉をささやいて いますぐに

 

作曲者 クルトワイルさん

1900年生まれ 1950年逝去
ユダヤ系ドイツ人だが、ホロコーストが始まる前にアメリカに移住(パリに住んでいたこともある)

アメリカではポピュラー音楽を数多く発表した。

代表作に マックザナイフ(モリタート 三文オペラより)がある。

夜汽車に乗るオンナ、ああなつかしのショーワなブルトレ 〜 ナイト・トレイン(Night Train)

ナイト・トレイン(Night Train)1951

Lyrics: Oscar Washington, Lewis Simpkins

Music:  Jimmy Forrest

 

寝台列車っていうのは、ちょっと乗ってみたい気になる時があります。わたし的には数回乗ってるんですが、乗った後の疲労感が半端ないので(あんまりタフじゃないので・・・)憧れのままでいいかなと思ったりもします。

で、なんとなく「寝台列車」ってググってみると

唯一の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」

って出てきたのでズルズル読んでましたらなんと書いてるのが中高の2年上の先輩でありました。フリーのジャーナリストで、活躍されてます。

以前同窓会FBでつながった時のやりとりで

「前田くんとはじめて交わした会話覚えてる?113系〜番台の内装についてどうのこうの〜〜」って、あーそういえばそんなこといったかなあ?? それにしてもそんなこと覚えてるからこそ鉄道ジャーナリストできんねんなあなんて感心したものです。

 

「夜汽車に乗ってあの娘はどこへ・・・」

電車乗ってたら、「だダンダダん〜」っていうサウンドなってますね車輪と線路のつなぎ目の。

これジャズとかブルースでよくある「はねてるリズム」なんですよねー
(バウンスのグルーブって言います)

新幹線乗っててもちょっと違いますが、テンポ80くらいで「だっだ だっだ だっだ 」っていうてて、結構このリズムも気持ちいー

この曲も基本的には、夜汽車が控えめに「だだんだだん〜」ってサウンドしながら寝てるお客さん優しく運んで、時々荷物の積み下ろしで駅に停車したりする感じがしますねえ〜

昔尼崎に住んでいた時は、駅から徒歩10分だったので、よく電車の音とか聞こえました。

 

実は「てっちゃん」だったまえだけんドラム

なので、中学生の頃はしょっちゅう「時刻表」見ていまして、夜中の12時前後は、いわゆる「ブルトレ」ラッシュアワー。

「さくら」が大体12時ちょい過ぎに通過。

この音を聞いてしまうと興奮して眠れなくなります。

いつか絶対に乗ってやるぞ!

という野望がメラメラ・・・

それを皮切りに、今通過してるのは「みずほ」か。こんどは「富士」だな。「あさかぜ1号」・・・さすがに3号まで起きてるのはむりだよ・・・という感じで、気づいたら朝、ということも多々。。。

 

国鉄時代は、こんなにブルトレ走らせて、ほんまにめちゃくちゃやってましたなあ。採算度外視の大盤振る舞い!

 

なんかあの商売っ気がない、駅員さんとかも不愛想な感じが僕は結構好きでしたが・・・

 

おまけ これで「A寝台」?!

A寝台とは、寝台の「グリーン車」のこと。およそ30年前はこれがスペシャルだったのですねえ。

昭和のブルトレはこんな感じ

 

 

NIGHT TRAIN

Night train That took my baby far away
– 彼女は行ってしまった

Night train That took my baby far away
-夜汽車に乗って

Tell her I love her more and more each day.
-日に日に俺の思いは募るばかり

My mother said I’d lose her If I ever did abuse her
-大事にしないと振られるよとママは言っていた。

Shoulda(should have) listened.
-いうことを聞いておくべきだった!!

My mother said I’d lose her If I ever did abuse her

Shoulda(should have) listened.

Now I have learned my lesson;

My baby was a blessin’ –

Shoulda listened.

 

曲の生い立ちなど

元ネタはこれ

Johnny Hodges “That’s the Blues, Old Man”1940

作曲者の演奏

 

その他

尊い生命の誕生  A child is born

A child is born 1970

作曲/サド・ジョーンズ   Thad Jones

作詞/アレク・ウィルダー

 

この曲は、キリストの誕生を描いた曲、ヘンデルの「メサイヤ」からヒントを得て作られたとらしいです。

しかしイエス様でなくても、自分の娘が「パパお誕生日のおめでとう」って、手作りのプレゼントくれたりしたらもう感激です。

そして少なからず覚えていてくれた方からは「おめでとう」と素直に言っていただいて、また今年もしっかり生きようと、やる気が湧いてくるもんです。

しかしながら、私が誕生日に一番感謝したいのは、

やはり両親(そしてご先祖)です。

その存在がなかったら、私という命はこの世になかったわけですから。

この世に生を受けたということは、必ず両親がいて、ご先祖がいて・・・

もちろん、境遇は人それぞれですし。

そして仮に、苦手な人がいたとしても、その方も人の子。

等しく、命を授けられ、人生という「幸福追求」の長旅を歩み続けることになる。

 

どの人も祝福され、生まれてきたのだ!

こう思わずにはいられません。

なぜなら、この世に命がある人は、ものすごい沢山のご先祖さまがいらしゃることになるんですね。

 

  1. 先代 両親 2人
  2. 先先代 じいちゃんばあちゃん 4人
  3. 曽祖父母 8人

・・・・・

10. 10代前  1024人

・・・・・

20. 20代前  約100万人

 

これだけ沢山の命のおかげで、今日のあなたがあるのです!

 

生命が誕生する瞬間、そんな命の尊さを見事に描いた一曲。

いやあ、サドさんは天才ですねえ。

以下、私の好きな音源を幾つか拝借・・・

ちなみに我がビーツアップのライブでは、とことん透明感を出すことにこだわって、みなさまに聞いていただいております。

 

 

Now out of the night
New as the dawn into the light
Oh this child, innocent child,
Soft as a fawn
This child is born
One small heart
One pair of eyes
One work of art
Here in my arms
Here he lies
Trusting and warm
Blessed this bond
A child is born

幸せは人の数だけある!シアワセになろうサニーサイド(On The Sunny Side Of The Street)

On the sunny side of the street 1930

作詞/ドロスィ・フィールズ Dorothy Fields

作曲/ジミー・マクヒュー Jimmy McHugh

 

ホント、歌詞をみなさんに朗読して聞かせてあげたいくらい、いい曲であります。

アメリカ人は、家の中でも靴履いてますので、結構家を出たり入ったりがすばやいんでしょうか?

この曲も、冒頭では「コートを掴んで、帽子をかぶって〜!」

で、すぐさま、

 

悩み事は玄関に置いて、さあ出かけよう!!

こんな風に歌っています。

このセリフこそが、この曲の一番魅力的なところなんじゃないかなあ。

 

+++++

このトニーベネットさんの歌なんて、最初の、コートを「掴んで」の所が、「GRAB!!!」って叫んでいて、ものすごい面白いです。

 

では一体、コートを掴んで、帽子をかぶって、そして悩み事を玄関において、どこに向かって出かけるんでしょう?

 

 

 

 

彼女ができたりなんかしたら、日々の景色が輝いて見えるもんですね。

もちろん彼女の元へにきまっておりまする。

この曲中の男は、砂埃も「金粉」に見えてしまうほどののぼせようです。

ほんでもってたいていは、男がしょげてるのを女の方が明るく「気にしない気にしない〜」なんて、励ましたりします。

男って、女々しいなあ・・・

それに比べて女性っちゅうのは、太陽ですなあ。

 

Life’s a holiday, just a jolly day, made for laughter and play.

人生なんてお祭りだと思って、楽しく遊んで暮らせばいいのさ!

心配しようが、準備しようが、いいことも悪いことも、容赦無く向こうからやってくる。

シアワセは足元とか、いや、自分自身の中にある。

そんなことを教えてくれる、とっても素敵な曲です。

 

(ビーツ・アップ 前田 憲でした)

 

 

 

魂を揺さぶる、This Here Is Bobby Timmons

 

Bobby Timmons作曲 魂を揺さぶるファンキーナンバー

 

この〜 っていう意味だそうです。

どういう意味なんだろう〜

って未だにわかってません。

これがボビーティモンズだ

これぞボビーティモンズだ

これこそが・・・

「わたしが!」ティモンズだ!

ってかんじかなあ。

とりあえず曲の方は、まさにティモンズ。この人以外考えられない。

お伴はバーボンウイスキーかなあ〜

そんな雰囲気たっぷり醸し出しています。

(ビーツ・アップ 前田 憲でした)

一瞬でハートをわしづかみにした、ニカズ・ドリーム(nica’s dream)

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)作曲 1956年

 

僕が初めてこの曲を聴いたのは大学入学直後。

18の頃といえば、すでにドラマーで食っていく決意をし燃えていたが、暗やみを突っ走っているような不安と戦うまいにち。

そして、自分がたよんないのを熟知していた私は「再教育してくれる女性」を探し求める日々を送っていたのであった。

何もつかめず、そして自分が何者かも全く分かっていなかったあの頃。

そんな状況でのこの曲との出会い・・・切なさで胸が張り裂けそうになりました。

それはもう、ショックに近い感じ。

 

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辛島文雄トリオ-Larry-Coryell 試聴1 試聴2
今は亡き日野元彦さんのプレイもカッコイイ。

 

たちまち「ニカズドリーム」の虜になりました。ジャズという音楽に興味を持ったのもこの曲が大きなきっかけと言っていいです。

なにを歌っているのだろう?

悲しき恋か?

もちろん、後で知ったがそうではない。だが、ニカという人物は、ジャズやその演奏家たちを愛し、世間に広めようとしていた。

ご存知の方も多いと思うが、ニカさんは大富豪。つまり、精神的経済的に、ジャズミュージシャンを保護し、ジャズを盛り上げようとしてくださったのである。

その方をたたえた歌なんですね。

 

それにしてもホレス・シルヴァーという人は、キャッチーな曲を書く人だ。

ジャズ特有のひねくれた感じがほとんどない。わかりやすい。

メロディーの全てが全部いい。

とくにサビの最後などは「それそれそれ!!」と唸ってしまうピックアップ。

 

こちらはディーディーさんの歌詞付き。平易な英語でわかりやすい。

 

他にもたくさんの名演があります。

フィルウッズはロイシな演奏。ラテンの部分はサンバっぽく演奏してますね。

 

悪女に、身も心もしゃぶり尽くされたい時、代わりに聴く曲。Satin Doll「サテンドール」

サテンドール/satin doll
1953/58
詩:ジョニー・マーサー
曲:デューク・エリントン&ビリー・ストレイホーン

 

ニューヨークで有名なマドンナ「サテンドール」ちゃん

を描いた歌。

彼女の職業は・・・マドンナということにしておいてください。

 

彼女は、ちょっと寂しくなったら街に出て、脈ありそうな男に色目使います。

 

沢尻エリカ

 

「あの女、俺に気があると思うねん」

 

なんで?

 

「チラチラ俺を見てるから。」

 

 

 

このように男は、ちょっといい女に見つめられたりしたらイチコロです。

つまり誘わせるのが手口。

 

でもおしゃべりしてみたら「なんかイマイチ~」だったとします。

 

男のほうは舞い上がってますので、電話番号聞いてきたりするんですね。

そういう時は。

 

「前に教えたじゃない~」

 

じゃあバイバイってふっちゃいます。

 

散々誘惑しておいたくせにね。

悪女の王道を行ってます。

そんな女を歌った曲です。

 

 

ほかにも本当にたくさんのミュージシャンが演奏してますね。

ビーツ・アップでも、よくやるレパートリーです。

さて、一般的にジャズの演奏って、マニアでない限りちょっとわかりにくかったりします。(マニアの人もひょっとしたら・・・)

歌が入っていたとしても英語なので、ネイティブかまたはそれに近い耳持っているか。または、歌詞の意味を事前に知っているか。こうだと結構楽しめます。

ですが「歌謡曲」のようにすんなり親しめるものではありません。

 

その敷居の高さを、なんとか無くしていきたいのです。

しかも私のバンド「ビーツ・アップ」はピアノトリオ。歌が入ることは滅多にありません。そしてほとんどの場合「生」の状態でライブしますので、楽器の「素っぴん」の音で勝負しなければなりません。

そんな条件のもと、この曲のええとこをみなさんに伝えようと、日々いろいろ取り組んでいるわけです♪

まあこれが、音楽家やっていてとってもクリエイティブそしてエキサイティングな作業であり、このために生きていると言っても過言ではありません。

どうやったら、サテンドールちゃんが次々と男を誘惑していく有様が伝わるのだろうか?

サテンドールちゃんは、さぞかしセクシーな出で立ちで、まるでマリリンモンローのごとく闊歩するんだろうなとか。

そして、舞台であるマンハッタンの、まさに人間模様が、世界一交錯するあの空気感。

エキサイティングかつ何か物悲しいニューヨーク。

そんな雰囲気をお伝えできたらなと、いつも思っています。

 

ライブ情報はこちらです。
www.beats-up.com

妄想でもいいから恋をぐっと進展させたいときに効く曲。マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)

ごきげん麗しゅう♪
ビーツ・アップ 前田 憲です~

 

サンバの歌詞を調べてみると・・・

「とにかくサンバを踊りたいから邪魔するな。止めないでくれ。」というのが多い。とにかくいろんな曲ででてくる。そら~気分よく踊っている時に止められるのは嫌なもんです。

ラーメンを気分よく食っている時に、電話がかかってきたりしたら気が気でない。

とか。

居酒屋を出て、なかなか解散せずに店のまえで、いつまでも「締めくくりのボケとツッコミを繰り返す」のもにたようなもんかな。

こんな風に、ええ気分を邪魔されるのはまっぴらごめんだという、そんな歌です。

具体的に何をイメージするかは、聴く人の自由。ここが音楽や絵のいいところ。

 

まあでも、大概の音楽は「色恋」を歌っている。

ストレートにいうてるのもあれば、暗にそう言っているのもあるし、リスナーが勝手にそうイメージする時もある。

ひょっとしたらこの曲は、なかなか落とせない女性に押しまくっている曲なのかもしれない。「一緒に踊ろう」とは言っていないけど、このセリフよく考えたら、行き着く先は実にエロティック。

心も踊る曲ですね。

そんなイメージで、演奏してみたいと思います♪

 

マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)

ジョルジ・ベン(Jorge Ben Jor, 本名:Jorge Duílio Lima Menezes )の作品。

1963年に発売された『Samba Esquema Novo 』(サンバ・エスケーマ・ノーヴォ、訳:サンバ新体制)に収録。ブラジル国内で10万枚を越すヒットとなる。

 

 

1966年に、セルジオ・メンデスのアルバム『Sergio Mendes & Brasil’66 』に収録された女性コーラス入りのカヴァーが大ヒットし、世界的に有名になる。このヒットでセルジオ・メンデスが世界中の様々なジャンルの音楽ファンに知られるところとなる。

 

 

「マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)」は当時のサンパウロのスラングで

「まさか」「なんてこった」「やなこった」等と言う意味。スペイン語の「Más Que Nada(最高)」と言う意味と混同されているらしい。

 

なんてこった
俺の前をどいておくれ、通りたいんだ
だってそのサンバはノリがとてもいいんだ
俺がしたいのはサンバを踊ることなんだ

マラカトゥの混じったこのサンバは
黒くて古いサンバだ
黒い君のサンバだ

やなこった
こんなにすごく格好いいサンバ
君は望まないだろう
俺が終りにたどり着くことを